私がフリーターになったら。。。

                            ステファニー・カン

 皆さんはフリーターとニートについてご存知でしょう。今日はしばらくの間フリーターになるかもしれない私についてお話します。

 フリーターは英語で Freeterと言いますけれど実は日本で作られた言葉です。『フリー』は自由という意味で、そして『ター』はドイツ語のアルバイトの『ト』を取ってアルバイトをしながら自由な生活をする人達をフリーターと呼ぶことになったんです。フリーターと言う言葉は1987年ごろ日本のバブル経済の時代から使われだしました。そのころは、だれでも就職出来る時代だったんですけれども、仕事に就きたがらない若者もいて、こういう人達がフリーターと呼ばれたんです。

 フリーターには三しゅるいのグル―プがあります。一つは、自分の夢を実現するためにつとめようとしていない人々、たとえば、自分の専門ぶんやで仕事をしたいけれどいいしょくばがないためにきかいを待っているフリーターです。二つ目は就職しなくても、働かなくても生活出来る青年達、この人達はアルバイトでかせぎながら両親と一緒に同じ家で生活し、一日三度の食事も家でし、両親にこづかいももらい、じゅう分に楽しい毎日を過ごす人達です。三つ目は大学や大学院を卒業してもしたい仕事が見つからなくて就職出来なかい人達です。

 ニートは英語でNEET “Not Currently engaged in Employment, Education or Training”のりゃく語です。イギリスで始まり、ほかの国にひろまって、日本と韓国にも増えてきました。イギリスのニートと呼ばれている人達は職をさがしている人とか家族のせわをしている人とか病気になって働けない人とか社会ほうしをしている人などのことですが、日本や韓国のニートは全然働いてない人のことをさします。十歳ぐらいから三十四歳ぐらいの働いていない人、学校に行かなかったり就職のためのきじゅつを習得しようともしない人々です。

 私は、今、学部の三年生で、歯科の大学院に入りたいと思っています。そのためにはDATという試験のじゅんびもしなければならないし、せいせきももっとあげなければならないので、大学を卒業した年の夏に申し込みをして、卒業の一年後に歯科大学院に入り、この一年間をフリーターになってアルバイトをしながら大学の四年間に忙しくて出来なかったことをしたい、そして、学校というわくの中でなくて外から自分を見て自分のことを考えたいし、きかいがあったら他の国に行って社会ほうしもしたいと思っています。ところが、両親は私の計画に反対しています。まず、両親はフリーターとニートの違いを説明しても同じだといって、私がただ遊びたいから、勉強したくないからニートの生活をしたいんだと思っています。もちろん、私は勉強のことが好きだったことはあまりないんですけれど。とうとう父をせっとくしたつもりだったんですが、すぐ父は 『じゃ、その一年間ハーバードとかいい大学院に入って、今度の夏休みは韓国に帰らないでGRE勉強しなさい』といいました。私のせっとくはだめだったことが分かりました。この点でアメリカの親と韓国やアジアの国々の親の考え方は違います。アメリカでは親は子供のいけんを大事にしてフリーターになってもかまわないかもしれません。しかし、私の両親は子供がフリーターになったら困るという考えをもっています。アメリカで教育を受けましたし、これからもアメリカにずっと住むつもりの私はアメリカ人と同じように生きたいんですが、韓国の道徳観も持っていますので親のいけんを大事したいことも本当です。どうすれば両親にフリーターについて分かってもらえるか心配ばかりしています。さいきんは韓国に住んでいる父に電話も出来ないようになってくるしいです。

 私はいつも両親の恩にむくいたいと思っていますが、両親のいけんにしたがってばかりいると私が本当にしあわせになれるかどうか分かりません。 アメリカ人の友人も一年間勉強するためにフリーターになるのは私にとっていいと言いましたし、韓国人の友人達もそういってくれました。 私もそう思うんですが、何度もどうするかためらいました。けっきょくフリーターになると決心しました。このスピーチのためのじゅんびも私が自分のことを何度も考えて決心するのに、やくだったんです。私はもう自分がせんたくしたことにせきにんを持たなければなりません。フリーターになって、けっかがあまりよくないことになってこうかいしてもそれもまた人生で学ぶことだと思います。もちろん、フリーターになったら毎日一所懸命に過ごそうと思っています。

 でも、一つの心配があります。まだ、どう言ったら両親をせっとく出来るのか分かりません。皆さん、いい考えがあったら教えて下さい。